イタリア交通事情
by Horipa
先日6月26日から7月7日まで、夏休みを利用し、イタリア(ローマ、フィレンツェ)と、マレーシア(クアラルンプール)を旅してきました。その時、街角で見かけたことを中心に書きたいと思います。ここでは、まずイタリア編とします。
ここで、「イタリアの」と書いていますが、ローマとフィレンツェを見ただけで、しかも、街の中心部で見かけたことについてしか書いてないことを、お断りしておきます。 ↑ローマ・パンテオン前で警備にあたる警官。バイクはBMW。 あらためて書く必要はないのかもしれませんが、イタリアは車は右側通行となっています。 ローマやフィレンツェの市街地は、一方通行の道が多く、道も狭く迷路のようになっています。 街中の道路はコンクリートで舗装されていない、いわゆる石畳の道路が結構あるので、タイヤにとっては、かなりのダメージがあるように思われます。いわんや、バイクにとっては、とても走りにくいとものと思われます。 ローマやフィレンツェで見かけるバイクの8割方はスクーターであり、しかも、そのほとんどに、風防がつけられていました。その理由はわかりませんが、ヘルメットをかぶらない代わりに、それで代用しているのでしょうか。 大方の人がそうであると思いますが、ヴェスパが多く走っているというイメーがあったのですが、ヴェスパ自体は、あまり見かけることはありませんでした。 道路交通法がどうなっているのかは知りませんが、バイクに乗っている人で、ヘルメットを着用している人はほとんど見かけませんでした。 にもかかわらず、二人乗りで、結構なスピードで石畳の坂道をスクーターで走っている人たちをたくさん目にします。運転のテクニックがいいのでしょうか。 普段オンロードのバイクに乗っている私が見る限り、この石畳の上を走るのは、晴れの日でも結構恐ろしい気がします。オフ車でちょうどいい感じと思われる道路状況です。 いわんや、雨が降ったりした時の石畳の上を走なんてとても恐ろしい気がしますが、イタリアの人は、そんなことを気にせず、雨の日でも二人乗りノーヘルで走っているのかなあ。 ↑ヴェネツィア広場前にて。結婚式を終えた直後と思われる新郎が運転するバイク(左から3台目青色のツアラー)に、ウェデング・ドレス姿の花嫁が乗り、それを祝福する仲間が(20台ぐらいのバイクが走っていたと思う)、クラクションを鳴り響かせながら、一緒に祝福の走行 をしているシーン。偶然カメラに収めました。 先ほど書いたように、ローマやフィレンツェの街中の道は狭くて複雑なため、走っている車もリッターカーサイズの車がほとんどでした。フィアットやルノー、それに日産のマーチ(名前は違っていましたが)多く見られました。
↑フィレンツェで見かけた小型車(MMCスマート) 路上が駐車場になっている個所が多いので、わずかなスペースを見つけて駐車するためにも、小さい車の方が実用的なのでしょう。 ここで見る限り、車は市民の「足」として、生活に根付いているもののように思われました。 ただ、物価の割りにはガソリンの価格が高いようで(リッター約100円程度)した。 |