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WHAJ 秩父・小諸ツーリング
by Horipa
2005年8月20日(土)。 道の駅を出てすぐに、雁坂トンネルの料金所に向かう。料金所は山梨側に1箇所あるだけである。しかし、バイク560円というのは高いし、中途半端な金額で、お金が出しにくい。1000円札だして、戻ってくるお釣りも中途半端。なお、秩父側に抜けるには、このトンネル以外に道はない。 トンネルの全長は約6キロ、山梨側がら半分をこえたあたりから、ひたすら下り坂が続いくので、運転には注意が必要と思われる。 R140は、トンネルを出て走っていくと、建設中の滝沢ダムの横を通り、ループ橋(写真)に至るようになっていた。秩父湖の方を通る方の道を行こうと思っていたのであるが、R140のメインの通りは滝沢ダムの方へ進む方になっているようである。 道の駅大滝温泉および道の駅荒川村へは立ち寄らず、そのままR140を秩父市街地の方へ向けて走る。この時既に8時を過ぎていたので、集合時間までそれ程時間がなかったためでもある。ダンプカーの数が多いが、道は流れていたものの、さすがに、市街地に入ると流れは悪くなってきた。R299に入り、青梅方面に5分ほど走ったところに、集合場所の道の駅果樹園あしがくぼがあった。(写真撮るの忘れました) 私が到着したのは8:35。、既に、Mamoruさん、Toruさん、 AYAさんは到着しており、前者2名はパンをほおばっていた。道の駅の売店の方は8:30から既に開いており、新鮮な野菜がたくさん並べられていた。 ここで、AYAさんの薦めにより、私も道の駅のスタンプラリー帳を購入し、早速スタンプを押した。 程なく、会長から電話があり、RSのキックスタートで脚を痛めてしまい、今回のツーリング参加は見合わせたいという連絡が入った。久しぶりのツーリングで会長が参加できないというのは非常に残念であったが、次回リベンジツーリングを企画しましょう、ということで合意し、今回は最終的に4名でのツーリングとなった。 30分ほど休憩したところで、R299を秩父市街地に向け出発。私が先頭で走ることとなった。 しかし、R299から県道44号に入る地点がわからず、勘で走っていったら、道に迷ってしまった。2回ほど道を間違えたあげく、行き止まりっぽいところに来てしまった。ちょうど農作業をしていたおじさんがいたので、道を尋ねることにした。とりあえず、R140に戻ることにした。県道44号に入ることができたが、三叉路で左右ともいきなり県道37号の表示になってしまい、とりあえず左折したものの、どうも違っているような予感がして、地図を確認することに。結局、間違って進んでいたようで、先ほどの三叉路まで戻って右方面に進んでいくことにしたら、ちゃんと途中から県道44号になった。道路の途中で番号が変わってまた元に戻る道のようで、これは非常に混乱する、と言い訳しておこう。 県道44号から県道13号に入るのは問題はなく、そのまま北上していった。暑いので体力の消耗も早く感じた。とりあえず、一度休憩しようということになり、R462にある道の駅上州おにしが近かったので、そこで休憩することとした。 ここは群馬県に入っている。 この道の駅では、古代の生物の3D映画上映もやっている。ここ鬼石町では三波石で有名な町とのことであり、道の駅の中に、この石の展示スペースがある。 道の駅の敷地内に、廃校となった小学校の建物がある。→ まだ11時過ぎであったが、そろそろ昼食にしようかということになり、R462を西に進んだところにある、道の駅万葉の里で昼食をとることとした。 途中の下久保ダムはかなり大きいダム湖で、景色はなかなか良かった。道の駅おにしから15分程度は走ったところに、道の駅万葉の里はあった。 こじんまりした道の駅であるが、ここも地元で採れた野菜が豊富に販売されていた。 ここの食堂は全席畳の座敷であり、靴を脱いでゆったりと食事ができ、窓からは神流川の流れも見ることができて雰囲気の良い場所であった。 ←集合写真 神流川の眺め→ 道の駅万葉の里の食堂で食べた「あゆ定食」(1000円)。鮎の塩焼きと天ぷらがメインです。できあがるのに20分かかると言われますので、この定食を食べたい場合には、時間に余裕を持っていってください。 満足のいく内容であった。 ちなみに、食堂の前の水槽に、たくさんの鮎が泳いでいます。 なお、秋になると、きのこ定食などの季節料理が楽しめるようです。 食事をとりながら、これからのルートをみんなで考えていたが、当初予定していた両神村方面へ進むことはやめて、ぶどう峠を越えて長野県の小梅方向へ向うこととした。 そして、小諸の温泉に入るという目的を新たに設定した。 道里の駅万葉の里を出て、R462を東に走り、道の駅上野で峠の道路状況を確認した後、今回は、十国峠ではなく、ぶどう峠を経由して小海方面にでることにした。このルートについてはMamoruさんが詳しいので、先頭を走っていただくことになった。 ぶどう峠へ向かう道と十国峠へ向かう道への分岐点からぶどう峠方面に少し走ると、御巣鷹山慰霊の園があることを知った。 県道124号線は1.5車線程度の細い道で、ワインディングがずっと続く道であった。対向車もほとんどなく、バイクもほとんど見かけなかった。Mamoruさんのハーレーは細かいワインディングが続いても問題なく、むしろ攻めの走りができるハーレーであった。 秩父市街は非常に暑く、道の駅上野の辺りでも暑さがかなり厳しかったが、峠に近づいていくにつれて気温が低くなってきるのが体感でき、心地よかった。 標高1510mのぶどう峠で小休止。ちなみに、ぶどう峠の「ぶどう」は果物の葡萄の意味ではなく、漢字では「武道」を充てるということである。テーブルがあるだけで、売店や自動販売機、トイレなどはないのでご注意を。 休んでいると雲行きが怪しくなってきて、かつ、雷鳴も聞こえてきたので、そそくさと出発することにした。あとは、ずっと坂道を下るだけである。県道124号線から県道2号線に入ってまもなく、R141(佐久甲州街道)に入り北上することになる。この国道は交通量も多く、流れが悪いので退屈な道である。道の駅は全然ないが、最近の地方都市にありがちな、国道沿いに郊外型ショップがたくさん並んでいる。 R141から「千曲ビューライン」に入る。この千曲ビューラインは、なぜかツーリングマップルにも掲載されていないのであるが、非常に走りやすく、ワインディングもあり、景色もいい道であった。 途中、Mamoruさんお薦めの、コーヒーがうまいという「読書の森」というお茶屋に寄った。 和菓子やケーキとのセットメニューもあります。コヒー好の私であるが、満足のいく味であった。 わかりにくい場所にあるので、知らないで行くと道に迷ってしまうようなところにあるので、ご注意を。 ←読書の森のメニュー。木でできています。 ここでも、雷鳴が聞こえてきて雨が今にも降りそうになってきたので、本降りにならないうちに温泉に向かうことにした。 読書の森から、最終目的地である日帰り温泉「あぐりの湯こもろ」へは10分程度の道のり。 この温泉も、なぜか最新のツーリングマップルに記載されていない。なぜだろうか。単なる取材不足か、それもとわけがあって掲載できないのか? この温泉はバリアフリーで、身体に障害がある方でも温泉が楽しめるような特別な設備も併設されているいうと優れた温泉である。 ロビーも広々としていて清潔感があり、何より、露天風呂からは浅間連山の眺めがすばらしい。Mamoruさんによると、夜になると、きれいな夜景を楽しむこともできるということであった。私は前日プールに行って急激に日焼けして背中と太ももの部分が赤くなっていて、お湯につかるとヒリヒリしていたので、ひざから下だけ湯に浸してました(涙。 温泉を出た後、AYAさんは道路が渋滞しないうちに先に帰宅するということで、ここで別れることとなった。Mamoruさん、Toruさんと私は、夕飯を食べに行くこととした。Mamoruさんお薦めの、ステーキカレーが食べれるというレストランに行くことにした。 そのレストランに行く途中、「道の駅雷電くるみの里」によってお土産を物色。値引きされて半額になっていた饅頭を買った(笑。みやげ物を入れて帰れるツーリングバッグが欲しい・・・ また雨がぱらぱら降り出してきたので、すぐにレストランに向かった。ついたレストランは、きれいな洋風のレストランで、ライダーには不似合いな感じであったが、Mamoruさんは意に介す様子はなかった。ここで、ステーキカレー(980円)を食した。思っていたより、ちゃんとしたステーキで、カレーも旨く満足。場所は、上信越自動車道東部湯の丸ICのすぐそば。 Mamoruさんは夏休みを取っていて、今晩は小諸で投宿し、明日は海のほうへ向かうということであったので、ここで分かれて、Toruさんと私とで東京方面へ向かうことになった。上信越、関越道ともに渋滞はまったくなく、順調に走れて良かった。中途何度となく睡魔に襲われつつも、Toruさんと励ましあってひたすら走った。 私が家に着いたのは午後10時前。総走行距離600キロ以上で、かなり久しぶりのロングツーリングでさすがに疲労したけど、WHAJのメンバーと久々に一緒に走れて楽しい1日であった。 (おしまい) |