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秋の日帰りツーリング(1999年秋関東編)

 By Ai


★妙義山ツーリング(1999/11/14)★

紅葉も見頃、温泉も恋しい季節になった。そこで、Ayaさんとツーリングに行く計画を立てた。

そして日頃の行いが良いせいか、絶好の天気に恵まれて出発。
ところが私、
人生2回目の大遅刻をやらかしてしまった
(1回目は学生時代に・・・)
目覚まし時計の時間を合わせたのに、セットし忘れた。
布団の中で、変だなぁと感じつつウトウト。
集合時間である、ジャスト8時に飛び起きたのだった。

まずAyaさんに連絡をし、身支度を整え8時30分に家を出る。
所沢ICから関越自動車道へ、上信越自動車道の妙義松井田ICまでノンストップで走った。
飲まず食わずだったためか、とっても寒い。

10時30分には、
妙義山中之岳神社の駐車場へ到着。
ICからはアッという間のアプローチだった。
ここで会えるかなぁと楽観視していたのだが・・・見あたらず。

駐車場はかなり混雑しており、カメラを持ったおじさま、登山姿のおばさまが目立った。
1時間くらいで、奇岩をよじ登り、アスレチック気分を楽しめるハイキングコースがあるのだが、今回はパス。お勧めですよ!

神社にお参りし、今日の来訪を証明するため記帳をした。
野沢菜のおやきと缶コーヒーで一服、気を取り直して出発だ。

下仁田へ向かい山を下っていく。
見かけるバイクの数は、思っていたより少ない。
妙義山は路面も見通しも良く、低速コーナーが少ないから、私の好きなルートの一つだ。
かつて、
若かった頃(レプリカがたくさん走っていた時代)には仲間の後を追いかけながら走った。
今日は一人なので、地図とにらめっこだ。

県道45号へ、南牧村の桧沢までは道幅が広く走りやすい。
上野村に入ると、車のすれ違いがやっとの道の両脇に、枯れ葉がたまっているので、中央寄りを走行することになる。

以前、
ここで対向バイクとぶつかったのも、数年前の晩秋だった。
慎重に、ゆっくりと進む。

唐松の黄色く、湿った落ち葉が、ぷぅ〜んと芳醇な香りを漂わせている。
国道299号に至り、今日の紅葉はこの辺りが見頃。
私は歩きながら木々を鑑賞するより、ヘルメットのシールド越しに色づいた山全体を眺めるのが好きだ。

トンネルを走り抜けた時、よけいに景色が広がって見える。
自分の周りが、風景に囲まれた気分になれるのは、バイクならではだと思う。

突然、車と人が集まっていた。中里村では、秋祭りをしていたみたい。

赤沢温泉「小鹿荘」のほたるの湯に立ち寄る。
泉質はアルカリ泉で無色透明、無臭、ちょっぴりつるっとした感じのお湯。
早い時間だったためか、清潔でこぢんまりした、女湯を独り占めできた。
内風呂は檜の浴槽で、眺めは良くないけど露天風呂も気持ちよかった。
身体をよーく温めて2時すぎに帰路につく。
秩父市街は混んでいたが、国道を程良いペースで走る。
日高になると、とうとう渋滞だ。
結局川越に抜けるまで、すり抜けを繰り返した

浦和の自宅に着いたのは、日が落ち始めた5時30分頃だった。
久しぶりにバイクに乗り、心地よい疲労が残っている。
温泉のおかげで凍えなかったし、マイペースだったから体も痛くない。
前傾姿勢を保つのは、かなりしんどい!
時間が無いだなんて言い訳しないで、寒くなってもまた走りに行こう。
幸い、私のCBRも元気だし・・・
Ayaさん、本当にごめんね。m(_ _)m
次回は絶対遅刻しないから、またツーリングに誘ってね。


(終わり)

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