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マダムの初ツーリング in 淡路島
By Horipa
〜マダムがツーレポ執筆を途中で放棄したので、Horipaが替わりに執筆します(^o^;) 〜
9月25日(土)深夜、突然ツーリングに行くことを決定。高校時代からの友人であるTKさん(♀)より21時ごろに留守電が入っており、日曜日ツーリングに行けるとの伝言だったのだが、それを聞いたのが0時ごろ。急いで電話をかけるとまだ起きていてくれた。 とりあえず目的地の選定。ちょうどTKさんの彼氏が明石に住んでいるということで、淡路島はどうかということになった。僕自身は問題はないのだが、マダムは初ツーリングなのでどうかとも思ったが、取り敢えず、淡路島にすることに決定。TKさんは彼氏と一緒に明石からフェリーに乗り、岩屋経由で淡路島入りすることに。一方僕らの方は、泉佐野からフェリーで津名へ行き、そこでTKさんらと合流するという計画を立てた。 TKさんはバイクを2台(バンディットとセロー)持っているので、その内のバンディットをマダム用として借りることに。そのために、僕は4時過ぎに起きて、TKさんの自宅までバイクを取りに行くことに。 9月26日(日)早朝の阪神高速はいうまでもなくガラガラで走りやすい。TKさんの自宅までは約40分。 6時頃到着するということで伝えておいたのだが、5時半には着いてしまった。 車を置かせてもらうことにして、 6時にTKさんと一緒に出発。阪神高速に再度乗って、彼女は彼氏を迎えに明石まで行くので途中で別れ、僕は自宅へ戻った。6時半過ぎに到着し、7時過ぎに家を出た。台風の影響もなくなり、天気は良くなったが雲は完全になくなっていない。その分日差しがさえぎられているのでツーリングには最適。 9時の船に乗ろうと考えていたので、ゆっくり目のペースで走った。国道26号線も車は少なく順調に流れている。しばらく3車線が続くが、数カ所高架橋があるので車線が所々2車線になるので、マダムがうまく車線変更できるか心配であったが、取り敢えずはなんとか付いて来ている。車線変更の際の加速がいまいちうまくいってなかったが。(^o^;) 泉佐野港には8時2、3分前に到着。料金支払いゲートでお金を払っていると、窓口の人に「8時のに乗れるかもしれないから、取り敢えず前に進んで。」といわれて行ってみると、乗せてくれた。 ラッキー!!1時間得をした。 フェリーでのバイクは特殊手荷物扱いとなる。自転車が420円、原付840円、バイク750cc未満1260円、750cc以上 1680円であった。別に2等旅客運賃1,010円を払う(1999年9月現在)。フェリーの時刻表は運賃等の詳細についてはこちらへ。 フェリーはすいていて、ごろりと寝転がってゆっくり休める。ほかに、大阪の数組のライダーグループ(チーム名が入ったジャケットを着ているおじさんのグループ)や釣り竿を持った原付の少年たち、自転車を持ちこんでいカップル(親子?)もいた。 津名までは1時間半。朝早かったのでひと寝入りすることに。フェリーでの移動はなかなか良い。目的地まで体力を温存できる。TKさんに電話をし、1時間早く津名に着くことなることを連絡。 いよいよ津名港に着くので、出発の準備をしに下に下りる。おじさん達のバイクを見てると、現在のW650の前のタイプのロッパン(650RSだったっけ?)が2台、XSが1台あった。みんなキックでエンジンをスタートしようとしているが、 なかなかエンジンがかからないようである。写真をとらせてもらおうかと思ったけど、ちょっと恥ずかしかったのでやめた。他にゴールドウィング等の大排気がたくさんあった。総勢10名程。ヘルメットをかぶってバイクにまたがると皆格好良く見える。僕もこのおじさん達の様に齢を取りたいと思った(既におじさんやって?!(-o-;)) TKさんたちはちょうどフェリーに乗ったところだということで、僕らが岩屋まで行くことにした。津名から岩屋まで国道28号線を北上して約20キロ。高速道路の開通によってか車の量も少なく、快適に走れる。道路も以前に比べたらきれいになっているような感じがした(僕が以前淡路島1周ソロツーリングをしたのは 約4年前。その時にはもちろん明石海峡大橋はまだ建設中であった。また、阪神淡路大震災直後だったので、 北淡町の道路はぼこぼこだった記憶がある。来年3月から半年の予定で開催予定の「花と緑の国際博覧会ジャパ ンフローラ2000」のメイン会場が岩屋付近に設置されている影響も多分にあるのだろう。近くには5ツ星ホ テルも建設中であった。) マダムはなんとか付いて来ている。250のネイキッドはエンジンがスカスカなので、発進する際にエンストしやすい。案の定何回かエンストしていた様である。 岩屋のフェリーターミナルの前に来たところで、前方からオフ車2台が走って来たので、注意して見いるとセローが確認できたのでTKさんだと思い手を振る。向こうも気付き。ここで合流。TKさんの彼氏KWさんはジェベルに乗っていた。 TKさんが前から行きたいと思っていたレストランが洲本にあるということで、とりあえずそこを目指すことにした。洲本までも順調に車が流れていた。目的のレストランは洲本市立図書館のそばにあり、図書館も含め、古いレンガの倉庫を改造して作ったような建物が建っている。目的のレストランはイタリアンで、ランチは11:30からということであった。結構観光客で賑わっていた。パスタランチ1,500円(パン・スープ・パスタ・コーヒー付き)は観光地価格ということか。味はまあまあだったが、冷製スープではないのにスープは冷えていた。ツーリングに出てイタリアンを食べたことは今までになかったように思う。ここでTKさんとKWさんの北海道での出会い話を聞く。 洲本からは洲本温泉を抜けて「洲本南淡線」(通称:南淡路水仙ライン)を走る。この道路はほとんど車が走っておらず、しかも海岸沿いを走るので快適な道である。もっとも、「探偵ナイトスクープ」でも紹介された変な公園「ナゾのパラダイス」辺りではブラインドカーブが続く道がある。 淡路モンキーセンターまで来たところで一休み。売店やトイレがある。 サルが餌を求めて山の奥の方に入ってしまっているとのことで、モンキーセンターへの入場が一時制限されてた。理由が面白い。車が4台ぐらい来ていた。一応観光スポットになっているようである。 その後、南淡町の丘に立っており鳴門海峡大橋を一望できるホテルまでやってきた。この敷地内に展望台があり、すばらしい眺めを楽しめる。写真を撮っていたら、地元のライダーが「写真撮りましょうか。」と声をかけてくれた。話しをしていると、ほぼ毎週この辺りを走っているとのこと。今から鳴門大橋のそばまで行くという話をしているとさっき行ってきたところで、アメリカンに乗っている人がたくさんいたという話しを聞いた。 彼らと別れ、僕らは「道の駅うずしお」をめざす。KWさんは何度も淡路島に来ているとのことで、道に詳しくとても頼りになる。走るときは先頭からKWさん、TKさん、マダムそして僕という順番で走っていた。KWさんとTKさんはハンズフリーのPHSをずっとつなぎっぱなしにし、会話を楽しんでいる様である。電池代だけで済むという話で、そういう使い方もあるのかと新たな発見をした。ちなみにTKさんは別に無線免許も取ったとのこと。 マダムもだいぶ走りに慣れてきたようであるが、やはり下り坂のワインディングはまだ慣れないようある。それでも初めてにしては充分であると思った。 「道の駅うずしお」は鳴門海峡大橋の淡路島側の端の付け根に位置しており、本当に間近に大橋を見る事ができるようになっている。また、橋梁の下の方まで降りて歩いていけるようにもなっていた。道の駅の駐車場にはさっきの地元ライダーの話しのようにアメリカン、それもハーレーが数台とまっており、何れもカスタマイズされててすごかった。以前はただ見ているだけであったが、大型免許を取ったので、買おうと思えば買えると考えると身近な感じがする。一方僕のビラーゴは全くの純正のままである。 「道の駅うずしお」にはレストランも併設されている。お土産も充実しており、珍しいところでは「たまねぎワイン」があった。値段は600円だったかな。ご存知の通り淡路島はたまねぎが有名である。 15時半ぐらいにここを出発。津名発17:50分のフェリーに間に合うように走ることに。時間は充分にある。 淡路島の西側の海沿いの道、通称「淡路サンセットライン」をずっと走る。瀬戸内海を沈む夕日が見れるということでツーリングマップルにも紹介されている。のような名称がついている。この道も車が少なく走りやすい。西淡町、五色町をパスし、一宮町へ来た。ここTK&KWと別れることに。彼女達は更に海沿いを北上し岩屋へ行くことに。我々は一宮町から津名町へのショートカットを利用することに。また次回ツーリングへ行こうと約束し別々のルートへ。一宮町から津名町までは10キロ程度。 17時頃にはフェリー乗り場の到着した。さすがに日曜日の夕方ということもあり、行きとは違ってかなりの数の車が待機していた。しかし、バイクは大概車より先に入れてくれるのでありがたい。先に客室へ入れて場所を確保することができるからである。 案の定車が入り終える頃には客室(いわゆる「雑魚寝」ができる客室の方)はほぼ一杯に。休日ということでか子供連れが多く、子供が走りまわっていたのが少々むかついた。 泉佐野には19:20に到着。大阪方面へ向かう国道26号線は若干渋滞している個所もあったが、なんとか無事に家に到着。それから私はすぐにバンディットをTKさんの所までのって行き、乗り捨てていた車で帰宅した。家に着いたのは22時過ぎ。ともかく本日のツーリングは無事に終わって一安心。 マダムも免許を取ってからわずか4日後に約200キロのツーリングをこなしたということは、結構すごいことだったのではないかと思う。これから頑張っていこう!! |