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秋の日帰りツーリング(1999年秋関西編)

                                           By Horipa


★第1弾:丹波日帰りツーリング(1999/10/30)★

今回のツーリングは先週の城崎ツーリングの時と同様にYUKI、マダム、そして私の3人。

マダム、YUKIの二輪免許取得後の私は水を得た魚の如く、ツーリングへ行きたい衝動に駆られるようになった。

紅葉にはまだ早いとは思ったが、今回は丹波方面へ行くことにした。

YUKIの自宅へ行き、そこからは旧国道1号線を枚方経由で高槻方面へ走る。高槻はガソリンが安かった。リッター93円のところが多かった。堺のガソリン価格(100円前後)は高すぎる

国道170号と171号との交差する個所がかなり渋滞し、ここを抜けても枚方亀岡線に入るまではのろのろ運転が続く。

枚方亀岡線に入ってからは車の量も少なくなり、摂津峡を越えたあたりからはワインディングが続くようになる。この道沿いには砕石場がたくさんあるため大型トラックが走っていたり、道路が砂でまみれている個所がかなりあり、注意を要する。山や川の景色は良いのであるが・・・(ツーリングマップル(以下「ツリマ」と呼ぶ)関西版38頁参照。

YUKIの自宅から亀岡まで休憩せずに走ったので、YUKIとマダムは疲れを訴える。マダムにあっては腹が減ったと不機嫌になっている。

枚方亀岡線から国道9号にスイッチして園部方面へ向かってすぐに「道の駅 ガレリアかめおか」があり、ここで休憩をとることに。ここの管理主体は(財)生涯学習かめおか財団が行なっており、図書館などもある。建物はガラス張りで今風の建築ぶつであり、東京国際フォーラムの建物を髣髴させるものがある。

しかし道の駅にしてはしっくり来ない感じがする。駐車場は広い。「スパツィオ」という京都国際ホテル直営のイタメシ屋もある(ランチ980円ぐらいだった)。あと「アトリオ」という特産売店があり、亀岡の特産物が売られている。それ以外は生涯学習施設になっているようだ。

我々はここにバイクを止めて、来た道を少し歩いて戻って「吉牛」で牛丼を食べた。(^◇^;)

休憩後、国道9号を園部方面に走り、国道477号にスイッチ。車はほとんど走っておらず、のんびりとした風景の中を走って行くので気持が良い。その後、477号は山の中を抜ける寂しい道となって行く。八木町に入ると急に道が広く開けるようになる。南下すると嵐山の方へ行く道となるが、我々は京北町を目指して477号を北上することに。「廻り田池」というほとんど水の干上がったダム湖のようなところの湖畔で小休止。(ツリマ関西版30頁参照。)

集落を抜けると再び山合い深くに入っていく。杉木立が延々と続く薄暗い道となり、おおよそ1車線の道となる。3桁の国道は大概このような道になることが多い。まあ、バイクだと1車線でも問題はないのだが、ガードレールがないので用心はせねばならぬ。谷底に落ちてしまったらいつ人に発見されるかわからない、といったような所である。

ツリマを見ているとこのまま477号を進むと国道162号(周山街道)にぶつかる前の数キロは断続ワインディング路のようだったので、これをパスするために府道365〜443へとスイッチして周山街道に出るルートを取る。こちらの道はりっぱな2車線で広く走りやすかった。

周山街道はツリマによると「京都ライダー推薦コース」ということであり、確かに走りやすく風景も変化があり楽しめる。途中道路脇にパーキングスポットがあり、小休止。

しばらく周山街道を走り、美山町に入ってから、途中「九鬼ヶ坂」という峠越え個所があり、そこを抜けてから府道12号にスイッチ。由良川沿いを走り、大野ダムを目指す。(ツリマ関西版22頁4-A〜H参照)

大野ダムは別名「虹の湖」ということであるが、いわれは知りません(勉強不足でごめんなさい)。紅葉が徐々に始まっており、たくさんの人が来ているかと思っていたのであるが、人影はまばら。府道12号も車はほとんど走っていない。

ダムの近くは公園として整備されており足漕ぎボートもあるらしい。地元で取れた野菜を売っている売店もある。ここで回転焼きが売っていた。

私達はここで休憩をとり、コーヒーを沸かして飲むことに。バーナー等道具一式と水、モンカフェはYUKIが持ってきてくれた。大野ダムでカフェ

ダム近くの場所に石でできたテーブルといすがある場所があったので、ダム側に一番近いところに陣取った。先にV-MAXでタンデムで来ていると思われるカップルがいた。

Mamoruさんの「Cafe Touring」を読んで、野外で作ったコーヒーを飲むことに憧れていたので、道具を持っているYUKIにお願いをしていたのだったが、外で沸かして飲むコーヒーの旨さを堪能することができ、大げさな表現だと思うが、ひとときの安らぎを得ることができた気がした(後日私もバーナーを購入してしまったことは言うまでもない?!)。

野点を満喫したのち、もと来た道を引き返し、府道368号に入る。ツリマによると「萱葺き民家と1本道懐古美」との説明がある道である。途中道沿いに涌き水が汲める場所があった。次に府道19号にスイッチ。山間の集落を縫って走る完全2車線の道で走りやすい。ツリマの解説では「超過疎地帯をたんたんと走るどこか寂しい」とある。

最高速度より若干早めに走っていたのであるが、負い越し禁止車線であるにもかかわらず後ろから神戸ナンバーのセダンがYUKIとマダムを追い越し、私のバイクも抜こうとしてきたので、意地悪をしてしばらくスピードをあげて追い越しさせないようにした。しばらく走って、もうよかろうと思い、スピードを緩めて左ウィンカーを出して左がわに寄ってやり、追越させてやった。そして最後にハイビームをお見舞いしてやった。

私自身も車を運転するが、ふざけた走り方をしてくる車に対しては、常に復讐してやろうという気になる。私は陰険な人間です(^_^ゞ。バイク(原付を含む)に乗ったことがない自動車の運転手は、概してバイクをなめた運転をしているので腹がたつ。ふざけた自動車に対する復讐のしかたについては、Yahoo!の掲示板「オートバイ全般」に詳しい書きこみがたくさんあり、参考にさせていただいている

話しをもとに戻そう。府道19号をしばらく走り、日吉ダム方面へ入るとすぐに、「スプリング日吉」という温泉、プール、体育館等のある施設に出くわす。今回の温泉はここの温泉を利用することにしていた。ダムそばの新しくてきれいで巨大な施設である。二輪用の駐車スペースもありありがたい。スプリング日吉の説明についてはこちらを参照下さい。(ツリマ関西版30頁1-D〜E参照。スプリング日吉は載っていません。場所的には「日吉ダム」と書かれているところです。)

温泉をでたころには辺りはすっかり暗くなっていた。気温もだいぶん下がってきているようだった。

再び府道19号を走り、JR山陰本線の「ふなおか駅」の近くで府道25号(亀岡園部線)にスイッチ。国道9号と平行に山側を走る道で、国道9号の渋滞をパスできると思う。車もあまり走っていない。道は集落を縫うように走り、夜は暗いので走行は注意。

国道477号とぶつかるところから国道9号に入り、亀岡方面へ進む。車の量は多いが、取り敢えず流れてはいた。亀岡もガソリンが安いので大阪に入る前に給油する。

亀岡からは府道6号(枚方亀岡線)に入る。夜は初めて走ったが、照明はほとんどなく真っ暗な山道で走っていて恐ろしい。途中から府道46号(茨木亀岡線)に入る。この道も真っ暗でワインディングがつづき、おまけに狂ったようなスピードで車が走っている(どの車も)。カーブなのに追い越しをかけてくる車もある要注意!!

何をそんなに急いで山道を走っているのか、あほちゃうかと思わずに入られない。

ここでもムカツイタので、わざと追い越しをさせないように走ったり、抜かれたあとはその車をハイビームで照射して走りつづけるなどのリベンジを行なった。夜間この道をバイクで走る際はお気をつけ下さい。

19時過ぎに国道171号(通称「イナイチ」)に出て、箕面方面へ走る。箕面のイナイチ沿いにある「赤男爵」でマダムのバイクのオイル交換を行なった後、光輪へ立ち寄る。YUKIがレイングローブを買った。YUKIがタンクバックを見たいということで、南海部品も行ってみたのであるが、既に閉店していた。この辺りのバイクショップは19時には閉まってしまうようである。しかし、箕面のイナイチ沿いにはバイク関連の店がたくさんあり、バイクショップのはしごができ非常に楽しい

この後、ダイエー優勝でサーロインステーキが30%になっていたフォルクスで晩飯を食べて帰路についた。イナイチから万博の外周道路にでて中央環状線に入り、守口まで走って旧国道1号線にスイッチし、寝屋川方面に向かい、途中のガストでコーヒーを飲んでYUKIとお別れ。私達は枚方の実家へと向かった。

月並みな表現であるが、本日も楽しい一日であった。

(終わり)

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