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秋の日帰りツーリング(1999年秋関西編)

By Horipa


★第4弾:和歌山日帰りツーリング(1999/11/13)★


(写真は後日アップします)

今回のツーリング参加者はYUKI、マダム、そして私の3人。

今日もいい天気。TEAM aERO BATTA天気に恵まれている。

10時前にYUKIが私達の自宅に到着。小休止を取って出発。高石市から「臨海線」に入る。R26に比べて車が流れており、おおよそ片側3車線であるので走りやすい。岸和田を過ぎたあたりからは片側2車線になる。(ツリマ関西版52頁参照)

家を出て約30分後、関西国際空港対岸の「
りんくう公園」で小休止。マーブルの石が敷き詰められた海岸で、公園として整備されていて、売店やトイレもある。夜は関空の夜景がきれいな場所である。車は有料駐車場にいれる必要がある。バイクは無料の2輪置き場がある。ここは職場から近いのであるが、普段は立ち寄らない場所である。

バイクを降りて休んでいると、YAMAHA SR125に乗って一人で来ていたおっちゃんに話しかけられた。おっちゃん曰く、
最近定年となり、それを期に大型免許を教習所に取りに行ったとのことであった。それまでバイクには乗ったことがなく、教官にもなんで?と言われたらしい。YAMAHAのロードスターに乗りたいということを言っておられた。チャレンジ精神あふれるおっちゃんであった。

安全運転で行ってな、というお言葉を背に受け、いざ出発。泉南市でR26にスイッチ。箱作で渋滞に遭遇。ツリマ関西版58頁のコメントどおり、この辺りは慢性渋滞が発生している個所である。すり抜けしながら走ることに。

淡輪(たんのわ)からR26を離れて海沿いに深日(ふけ)方面へ進もうとしたが、道がわからず、大事を取って結局R26に戻ることにした。深日の交差点で府道65号にスイッチ。鄙びた漁港の集落を抜けていく。大川峠に来て、旧道に入ることにした。ツリマ関西版58頁3−Bの解説どおり、
友が島を望むミニ山岳路であり、小刻みなワインディングが続く。ところどこで見渡せる友が島の景色は確かにきれいであった。この旧道は車は全く走っていなかったが、ブラインドカーブがキツイので、走行には注意が必要。路面も若干荒れていた。

峠を越え、新道と合流してすぐのところ、進行方向左手に国民休暇村のテニスコートが眼に入ってくる。手前に大きな駐車場(無料)があり、レストランぽい建物があり、別棟でトイレもあるので小休止が可能。

ここで小休止した後、加太方面へ進む。砂浜がある場所で昼食を取ることにした。ここで作ってきた弁当を広げて食べることに。風が強く、砂が飛んでくるのが難点であったが。近くの防波堤では釣りをしている人たちがたくさんいた。

昼食後は、紀三井寺を目指すことに。県道7号を東進し、R26号にスイッチ。紀ノ川を越えた辺りで、和歌山港方面へ進路をかえる。南海電鉄和歌山港線に沿った道で、車の量が少なく走り安い。ツリマ関西版でもお薦めルートになっている。
水軒(すいけん)駅を越えたところで右手に折れて、
雑賀崎灯台へ向かう。灯台へ向かう道は車1台がやっと通れる程度の道である。案内板があるので灯台へ入る道はわかると思う。灯台のある場所は殺伐とした感じである。灯台前の駐車場は有料駐車場らしいのであるが、お金を取りにくる気配もなかった。灯台は上に登ることができるので、海や和歌山市内を見渡せることができる。景色は良かったが、風がとても強かった。

この後、新和歌浦方面へ抜け、玉津嶋神社前をとおりR42へ入り(ツリマ関西版1-D)少し走ると、紀三井寺はすぐ。

山門前の閉まっていたお土産屋の前にバイクを止めて、
紀三井寺を拝観することに。入山料は50円!!。目的は「三井名水」の名水を汲むことにあったが、実際には直接汲める湧き水がなかったのである!!
寺の名前は、
紀州にある三つの井戸のある寺、ということに由来しており、井戸は確かにあるのだが、いずれも直接汲めないようになっており、しかたなく蛇口の水を汲んだのであるが、「沸かしてから飲んでください。」の表示がされていた。いずれの井戸にも同様の表示が。少しそのまま飲んでみたが、旨いとは言えず、期待していただけに大変がっかりとした。私としては、高知の「はりまや橋」についでがっかりするものであった。

ここで得たものは、
231段の石段を登ったところにある本堂で買った交通安全ステッカー300円のみであった。

バイクに戻って荷物を搭載している際、ジェベルに乗ってきたおっちゃんと、これまたSR125に乗ってきたおっちゃんに声をかけられた。ジェベルのおっちゃんは65才ということであったが、見かけはどうみても50代ぐらいにしか見えない若若しさであった。私のビラーゴのナンバープレート「5661」を見て「
いつも中睦まじい」という読み方を即興で作ってくれた。SRのおっちゃんはYUKIの250Vを見て、しきりに「これ大型バイクとちゃうの?」ということを言って驚いていた。エリミネーター250Vは確かにでかいし、メーターが180キロまであるのは驚きである。

とりあえずどこかで汲んだ水を沸かしてコーヒータイムにしようと考え、あてもなく(メボシはつけていたのであるが・・・)R42を南下し有田方面へ向かった(ツリマ関西版64頁4-C参照)。西有田県立記念公園というのがツリマにあったので、なにか公園があるかも知れないと考え行ってみたのであるが、行き止まりになってしまい、特になにもなさそうであったのでひき返すことにした。失敗!!

R42に戻り、和歌山方面へ少し進んで、海側へ入っていったのであるが、海側はなんと巨大な工場の敷地となっており、結局海の方へ近寄れないことが判明した時点で、和歌山市内方面へ戻ることにした。

取り敢えず、和歌山マリーナシティーに11月1日にオープンしたばかりの
「紀州黒潮温泉」へ行くことにした。結局マリーナシティーへ渡る橋のふもとの防波堤でコーヒーを沸かして飲むことにした。

コーヒーを飲んだ後、温泉へ行くことに。バイクは「
黒潮市場」前の駐車場に無料で駐車できる。温泉は黒潮市場から道路を挟んだ対面にある。

この温泉はちらしによると、「
地下1,500m、1億年前の地層から湧き出した源泉」を利用しているとのこと。源泉名は「和歌山マリーナシティホットスプリング」という名である!!入浴料は800円(タオル付きは1000円)。営業時間は11:00〜22:00(最終受付は21:30)。自動券売機で券を購入し、フロントで提示してロッカーの鍵をもらう。大浴場、脱衣場は2階にある。1階にはレストランや売店がある。大浴場は広く、高温、中温、低温、の3種類の湯があり、露天風呂、サウナもある。内湯の広さの割りには洗い場が少ない気がする。露天風呂からは目隠しがしてあるため、そとの景色は見えないようになっていたのが残念。内湯のガラスも人の背丈ぐらい分ぐらいの高さまではすりガラスであるため、外の景色が見えない。「関西ウォーカー」には「視界の良さは抜群」と書いてあったが嘘である。ただし、背の高い人であれば、眺望を楽しめるのかもしれない。
泉質は単純泉で無色透明。効能は神経痛、筋肉痛、関節炎等多々。内湯の湯が塩素臭かったのが気になった。土日はポルトヨーロッパ帰りの子供連れが多く、混雑すると思うが、17時過ぎに入った時はそうでもなかった。

温泉を出たのが18時過ぎ。黒潮市場で何か食べようとしたのだが、店じまいがはじまっていて、結局何も食べることができず、この地を後にした。

和歌山市内のレストランで夕食を取った後、R24に入って紀ノ川を越えてすぐに県道149にスイッチし、更に県道7号(上淡路街道)に入って東進する。つりまお薦めルートであるが、集落を走るので注意が必要。「貝塚」方面の案内板が見え
県道64号にスイッチ。表示板が小さくわかりずらい。私達の場合、本来曲がるべきところではなく、そのちょっと先のところにも「貝塚」という表示があったのでそちらへ行くと、真っ暗な住宅街へ入っていき間違えたかなと思ったが、最終的には本来の道に合流し問題はなかった。野生の勘とでも言えようか。

64号は阪和道とJR阪和線と平行に走っている峠越えの道路であるが、真っ暗で峠を越えるまではタイトなワインディングが続き、走るのは結構怖い。しかし、大阪方面から結構車が走って来ていたので、地元の人は結構使っているのかも知れない。
R26の箱作の渋滞を避けれるので、和歌山方面へ行く場合には非常に有効な抜け道であると思う。R26をずっと走るより、30分程度はは短縮できると思う(ツリマ関西版58頁1〜6-F参照)。。

峠を越えて阪和道阪南インターそばに出て、府道243号を大阪方面へ走ってから府道63号に入り、朝休憩したりんくう公園で小休止。上で述べた様に夜は関空の夜景が綺麗である。有料駐車場へ入るのをケチって、その手前で車をとめてく車の出入りを妨げているボケの乗った車が複数あるのがムカツク。昼間は管理人がいるのでこういうことはないが、夜は良くない輩が出入りしている様相が濃いので、女性一人では近づかない方が良いであろう。

その後、臨海線を北上し、自宅へ戻り、YUKIが帰路についたのが22時ぐらいであったと思う。後日談であるが、YUKIはその後大阪市内を走って、自宅へ戻ったのが午前様だったらしい。

今日は風が結構強かったが、本当に天気が良く、気温も暖かかったので、最高のツーリング日和であった。


(終わり)

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