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デビュー・ツーリング

(by AYA)


1999612日(土) 


【ルート】

8:00 航空公園駅(所沢市)集合
    ↓
    8:20 出発
    ↓
   入間・飯能市内
    ↓
   名栗川沿い県道(途中休憩)
    ↓
   秩父市内
    ↓
   国道140号
    ↓
   荒川村(昼食休憩:石器焼料理「きのこの里・鈴加園」)
    ↓
   中津峡
    ↓
   「彩の国・ふれあいの森」
    ↓
   中津川林道(途中折り返し)
    ↓
   中津峡
    ↓
   ループ橋の前で記念撮影
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   荒川村
    ↓
   秩父市内
    ↓
   正丸トンネル
    ↓
   国道299号
    ↓
   入間・飯能市内
    ↓
   所沢市内(夕食)
    ↓
   午後9時半頃 解散

ついに来た、「White Head Angels」デビューの日。

ayaAYAの愛車!

一応会員として名を連ねていながらも何だかんだと今まで一度もツーリングに参加したことがなかったわたし。

新しいヘルメットによる遠出も初めて。

おまけに免許歴11年にも関わらず3人以上の団体で走ったことがないので、そちらも初めてという、初めてずくしなのである。

前日早めに寝たおかげで予定の5時半にぴったり目が覚めた。

たらたらと朝食を食べて家を出発したのが6時50分。

集合場所の所沢市航空公園駅前までは50分ぐらいで着くのではと思ったが、もしも道に迷って遅れて迷惑をかけては行けないと思い早めに出たのは正解だった。

やはり迷ったのである。

浦和方面からひたすら浦和所沢バイパスを走るも、所沢市内に入ってどこをどう曲がってよいのか分からず、途中止まって地図を眺める。

それでもよくわからなくて「まあ、適当にいくか」と走り出したら、ちょうどその時ばったり同じセロー乗りのMamoru先生が通りかかり、拾われて7:45ごろ無事航空公園駅到着。

しょっぱなからラッキーである。

バイクを駅前にとめた後、Mamoru先生は朝食がまだということでカフェへ。

わたしはバイクのそばに残り、指でシコシコとヘルメット内部の発泡スチロールをつぶす。

実は自宅から約一時間ヘルメットを着用していて頭痛がしてきたのだ。

「ショウエイよ、おまえもか〜〜!!!」。

暗澹たる気分になったた。

昨年9月に購入したアライのジェット型ヘルが長時間着用すると頭痛がひどく、今回泣く泣く新しくショウエイのフルフェイスを買ったのに・・・(泣)

こうなったらヘルメットを頭の形に合わせてやる〜!

せっせと発砲スチロールをつめていると、遠くから4スト単気筒の爆音。

toruToru.Oさんの愛車!

Toru.Oさん登場。やはり朝食はまだとのことでカフェへ。


その後もシコシコと作業をするが、さすがに疲れて二人のところへ。


世間話をしているとTakashi会長もいらっしゃった。

が、あと一人、参加予定者のKoichiroさんが来ない。

自宅が集合場所から一番遠いということで、きっと参加を断念したのだろうということで見切り発車。

ルートを打ち合わせてから4台で出発する(後日うかがったところによると、Koichiroさんは朝起きられなかったのだそうだ)。

ベテランライダー達にはさまれて快調に走る。うーん、楽だア〜。

どこで曲がろうかとか一切考えないでひたすら運転に専念すればいいんだから、ほんとうに楽だ〜。

まるで“金魚のフン”。たとえがきたなくてゴメンね>読んでるみなさん。でもほんとうに楽なんだもん。

“金魚のフン”走行を心ゆくまで楽しんでいたおかげで、どこをどう通ったのかもわからずいつのまにか名栗川沿いの県道へ(わたしの好きな道だ)。

やや渋滞気味だった秩父市内を抜けて荒川村へ。

ちょうどお昼時にかかったので、荒川橋近くの「石器焼料理」なるお店に入る。

いかにも秩父の民家風といったお店に入る手前で、瓜坊(子イノシシ)2匹発見。

お店の人によると、親イノシシとはぐれていたところを保護されたのだそうだ。

触ってみようとするも、全然人にはなつかないうりちゃん(野生動物だから当たり前)するっと逃げてしまう。

やっとのことで一回だけ触ることができたが、毛ざわりがとてもごわごわしていて意外だった。

uri 瓜坊!

席に着いて待っていると、店主とおぼしき人が今度は鹿の赤ちゃんを連れてきた。やはり、親とはぐれていたところを保護したらしい。

さすが秩父、自然動物の宝庫である。店内にいた子供たちに囲まれおびえる子鹿ちゃん。

ちょいとかわいそうに思えて撮影は遠慮した。

各席ごとコンロの上に平べったい石がのっていて、半径50センチ以内は熱い。

お肉や野菜を味噌ダレにつけてから、鉄板のかわりに熱せられた石にのせて焼いて食べる。

まあまあ美味しかった。素朴な味わいがいかにも秩父である。

デザートも食べておなかいっぱい、すっかりのんびりゆったりした気分。

これでお風呂に入れば完璧、もう帰りましょうという気分にさせられるも、目指す中津峡はまだ先。心を新たにして、うりちゃんと子鹿に別れを告げて出発。

荒川村から大滝村へ、そして中津峡へ。奥深い山道を進むと突如近代的な建物現れる。

「彩の国・ふれあいの里」。宿泊施設もあり、家族で訪れるのにふさわしい。

ふれあい

ふれあい

ここで休憩をしてから、さらに中津川林道を進むと途中からダートに変わり、オートキャンプ場に到着。

時間がなかったこともあり15分たったら折り返して戻ってくるということでXS650のTakashi会長を除く3人がダート走行へ。

Toru.OさんとMamoru先生はあっという間に彼方へ行ってしまい、わたしは平均時速20キロでたらたら。

mamoruMamoru先生の愛車!

たまに対向バイクが来るだけで、山の中ひとりぼっち気分。

そのうちに折り返してきた先行の二人が戻ってきたので、わたしも折り返してお二人に遅れること数分、Takashi会長の待っているオートキャンプ場に戻った。

周回遅れ気分(^^;

帰路は途中ループ橋を背景に記念撮影したほかは秩父市内までまっしぐら。

そして正丸トンネルを抜けて国道299号を一気に抜ける。この国道299号というのがわたしはとても苦手だ。

連続カーブを平均時速60〜70キロで走るというのがとても恐怖で、長年避けて裏道の奥武蔵グリーンラインや名栗川沿い県道を走ってきた。

今回さして苦もなく走ることができたのもみなさんのおかげ。感謝。今度はひとりでも走れるようにしたい。

夕食をとった所沢のファミレスまではたびたび渋滞に巻き込まれ、食事についた時には左手の感覚が麻痺していた。

左利きでなくて良かった(^^; おまけに長時間走行のおかげでお尻も痛くて(わたしのセローは、若干アンコ抜きしてあるせいもある)、座っているのも少々つらいという痛しかゆし状態。

9時半頃ファミレスを出て解散、それぞれ家路へ。わたしが帰宅したのは10時15分ごろだった。

う〜ん、こんなに走ったの久しぶりだァ。おまけにみなさんといっしょに走って楽しかった〜 

もうやめられない“金魚のフン”走行。

梅雨あけたらまた走りに行きましょう、みなさま。

今度は高速教習だ(←実は中型免許歴9年でまだ一度も高速を走ったことがない)。

終わり

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