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(By Mamoru)
20日
何という解放感!叫びながら、走ってました。 今回の目標は、 1 一日一回は露天風呂に入る。 でした。 21日 東部町滋野の庵から湯ノ丸峠を越え、国道144を万座まで。万座ハイウェイ経由で、丸池から奥志賀林道、雑魚川林道を飛ばし秘境秋山郷へ。ダートは一切なし。 渓流沿いの狭いくねくね道と、深閑とした山里の雰囲気。 鄙びた屋敷温泉で、一風呂。露天には入らず。 このあと、いわなを食ったりしながら、秋山郷を抜け、野沢温泉へ。 しかし、駐車に失敗し、湯には入らずに、豊田飯山から高速を奮発し東部町ICへ。 地元の温泉、御牧村の明神館で露天に入る。 目標達成! 秋山郷は今度またじっくり時間をかけていって見たい。 |
22日 丸子・三才山トンネル経由で松本を経て、糸魚川街道(国道147)を北上、途中穂高の中房温泉(槍ヶ岳登山基地)に立ち寄る。 スラローム走行よろしく、順調に山道を上る。 本当にいい露天風呂でした。¥500っすよ。 この日も地上はだいたい晴れていたけれど、北アルプスは見えなかった。 山道を下り、そのまま糸魚川を北上、平岩から蓮華温泉に行こうと思いきや、思いっきり天気悪そうなので、ビューがいのちの露天風呂はパス。 「う〜、急に海が見たくなった。!」ので、糸魚川をぶち抜き、国道8号を左折し、親不知だあ!すごい崖っぷち沿いの道を昔人は通ったんですな。 と感慨もまもなく、北陸道を糸魚川まで400円。 この道、思いっきり海に突き出ていて思わず衝動ノリしてしまったんですけど 海の部分はほんのわずかで、残り9割はトンネルの中でした。 サギ〜、400円返せ〜。 糸魚川から谷浜にかけては、道はず〜っと海沿い。 気分はPacific Coast Highwayでした。 家屋も木造でレトロっぽかった。 谷浜から中郷を経て、今日も高速使っちゃえ、と東部ICへ。今日はよくはしった。 帰りは湯楽里館。風呂2回! 23日 今日は丸子・武石村を経由して、ビーナス・ラインだ。1990円の贅沢!天気よくて気持ちいい。 美ケ原では槍が岳・穂高も見えました。 途中、八島湿原に立ち寄り1時間半ほど散策。 高層湿原の周りに遊歩道がしつらえてあり、のんびり歩くことができました。 景色もよかったし、花もきれいでした。 道もほんとに気持ちよく、すっ飛び・カッ飛びにも最適です。 白樺湖から、大門街道、原村、鉢巻道路を経て、八ヶ岳公園道路で清里へ。国鉄最高地点野辺山。 そして思い出(秘密)の地・佐久海の口と 国道141を北上。 八千穂で麦草方面への途中、西山林道にはいる。 これがくせもので、標識がない上に、オールド・デリーのバザール街のように複雑で、途中3人の地元民とワゴンのカップルに道を聞く始末。 ナビゲーターにも出ていないではないか! 桶川のダートと全然違って、じゃりじゃり。 あぶね〜じゃねえか、っていってやりました。 みささ温泉についたときはさすがに達成感がありました。 でも、この温泉1000円と、以上に高いので、少し我慢して、町営の浅科温泉300円(シャンプーなし、国道から丸見え露天)に入って、帰りました。 目標達成! 今日は昨日の疲れも残り、へとへとです。あしたはのんびりしよう。 |
24日 と思うもつかのま、けさも晴れだあ。 早起き早起き。 菅平を越え、国道406で須坂・長野を経て、鬼無里へ。 ここは迷い込んだような山村。 美しい村です。来る途中の道も渓流沿いでよかったし。 山が迫っていて、斜面に農家が散在していて。 のどかでした。また来たいな、との気持ちをのこし 県道36をとおって戸隠へ。 ここのそば(店主はパリ・ダカ出場したことがあるらしい) が好物なので、高いけど喰いました。 そば粉の割合が多く、つゆもそばゆも最高です。 18号へ向かう途中、 道沿いでとうもろこしを焼いて賣っているんですが、そのうちの一軒、とってもいいところがあったんです。 たんぼのそばにテーブルと椅子がしつらえてあって、 真正面には黒姫山。水路を流れる水の音。 ためいきがでるひとときです。 バリ島ウブドゥ村の雰囲気です。 200円のとうもろこしにくわえ、お茶は出してくれるわ、漬け物は出してくれるわ、トマトを食えだの、親切にしていただき、おばちゃんに感謝。合掌。 今日もよく走った。 25日 今日は帰る日じゃあ。のんびり帰ろう、と思いきや、予報に反して快晴! これは峠を越えねば、と。小諸ICを通り越し、チェリーパークラインで車坂峠を越え、ダートを下り、じゃりじゃりになりながら、群馬がわに出る。 北軽井沢・二度上峠(235ー54)そして最後の峠、地蔵峠(33)をこえ、あと少しで妙義・松井田ICだ。 分岐点で道に迷い焦る必要もないのに、焦る。 なんの変哲もないただののぼりカーブをまわった刹那、地面が急に顎にぶつかり、カラダ全体がショックを受けた。 バイクはカラダのした。 転倒しちまったぜ。 雪道の時まかれた砂が溶けだし雨に流され、コーナーにたまりどろになったところをふんづけたらしい。 バナナの皮を踏んづけてひっくり返る古いギャグのようだった。 いわゆるハイサイドですなあ。 通りがかりの原付の人に助けられた。 前にも同じ場所でバイク事故があったらしい。 最後の最後で「無念」のひとこと。 しかし、幸い大きなけがはなく、胸の痛みと、左手の包帯が、アホウ・アホウといっているようです。 天候にも恵まれ、目標も達成できました。 山道にもなれてきたかなあ。 でも、あの転倒はねえ... 6日間の走行距離:約1000マイル |
(The End)
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