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早朝ソロ・ツーリング 第9弾
●2005年11月19日(土) 行き先:伊豆半島
AM2:30起床。 このごろ週末は天気が良いけどめっきり、寒くなった。 三菱重工のETCを装着して、AM3:30に自宅を出発。 ETCカードをいれて、イグニッションをまわすと、「ポーン、カードを確認しました。」という音声が聞こえる。 今日は嫁さんと娘が昼間外出するため、一日走ることにした。 東名東京ICに入り、ETC車載器の音が聞こえないが、とりあえずバーが上がって通過! 沼津ICまでの距離が100キロを越えるため、一旦横浜青葉ICで下りて、距離が100キロ以内になるようにし50%割引が得られるようにした。一旦ICを出ないといけないが、それでも、それぞれの料金が50%になるので、お得!! 今回は気合で足柄SAまでノンストップで走ることにしたが、これが失敗! 寒くて、ほんまに死にそうな思いで走った。Gパンだけでは寒すぎる。冬用のグローブをしているにもかかわらず、指がかじかんで痛かった。 足柄SAであったかい蕎麦を食べて、少し蘇るが、体が冷え切ってしまっていた。 レインコートのズボンを履いて出発。 沼津ICを出ると、空が少し明るくなってきた。 伊豆中央道路に入ろうとしたのだけど、入る場所を間違えたらしく、しばらく走っていると、有料道路が終了したところに 出てきた。そのまま南下して修善寺道路に入る。距離も短い中途半端な有料道路。無料にせんかい!! 本当なら修善寺で温泉に入りたいところだが、まだ早朝なので開いているところを探すのも困難だろうから、とりあえず、西伊豆の沢田公園露天風呂を目指すことに。 修善寺から西のほうへ進路を変えるR136は交通量も少なく、道幅も広く、快適な山間の道であった。 港町の土肥に到着。綺麗に整備された公園を発見。なんと、無料の足湯と手湯があったので、早速かじかんだ手をあたためるために手湯を利用。めちゃくちゃ熱く感じた。手がかじかんでいたせいもあろうが、実際に温度が熱いんやと思う。 足湯の対面にある公園の花時計。 記録的に大きい花時計らしい。 手が生き返って、出発。R136を南下。海沿いの道で気持ちがいい。交通量も少ない。 途中、黄金岬に立ち寄る。 海が綺麗。 侵食された岩がとりなす絶景。 今日の最初の目的地、沢田公園露天風呂。 R136に表示が出ており、小さい港を抜けると、この表示が目に入る。 温泉手前でエンジンの具合がおかしくなったなり、ガス欠かと思ったら、案の上、ガス欠。 コックをリザーブにしてその場をしのぐ。 230キロしか走っていないのにと思いつつ、高速で110キロペースで走っていたので、いつもより減りが早かったのかもしれない。 ロッパンの手前の小屋が管理人のいる料金所。駐車料金2時間500円なり。温泉の入浴料込み。 階段を登るとそこが温泉。 小屋が更衣室。温泉も更衣室も男女別です。手前の柵の部分が男性用露天風呂。 自分が入るとき、ちょうど6人ぐらいの家族連れが出てきて、すれ違ったときに、おっちゃんから、「独り占めやね。」(実際には大阪弁ではなかったけど)と言われた。 実際、誰も入っておらず独占状態。 景色サイコー。 ちなみに、洗い場はありません。 浸かるだけ。 かけ流しで、湯加減もちょうど良く、長く浸かっていられる。 外は、遊覧船が行き来していた。 まだ人は乗っていない様子だったけど。 湯船から更衣室を見たところ。 30分ぐらい温泉を堪能して出ようとしたところ、ライダーらしきおっちゃん(?)が入ってきた。 駐車しているバイクをみたらTDMだった。 気持ちよく再出発。近くのガソリンスタンドで給油してR136を南下。 あいあい岬で小休止。 ちいさい売店があります。 ロッパンと風景と。 更に南下して、伊豆半島の最南端の石廊崎(いろうざき)に到着。 めちゃめちゃ鄙びた感じの場所。駐車場はだだっぴろいが、ガラガラ。バイクは100円の駐車料金が取られる。 それでも、団体客が数グループ来ていた。 鄙びた印象を更に強くしたのは、目に入ったのは閉店してしまった売店や食堂。それ以外にも、かつては観光客ではやっていたのか、複数の施設の跡が無残に残ったままであった。ゴーストタウン的な感じ。 灯台はなんの変哲もない、普通の灯台。 中には入れません。 灯台の先にある石室神社。ここからの景色は良かった。 お守りなども買えます。 神棚。 ここから、伊豆七島がかすかに見えます。 石廊崎から県道16号を走り、R136に合流。下田方面へ向かう。途中の弓ヶ浜にある、伊勢えびラーメンで有名な「青木さざえ店」(道路にも大きな標識出ています)に行こうかと思ったが、ラーメンで千円以上もするのと、伊勢えびにこだわりはなかったのでパス。 下田にある、道の駅開国下田みなと、で昼食をとることにした。 ここの道の駅はモダンな建築様式で、建物の下に駐車場があった。 そこにあった「さかなや」という食堂で、鯵の塩焼き2匹とあらをつかった味噌汁そして 刺身がついた「黒船定食」というのを食べた。値段は1050円と決して安くはないが、十分満足した。 なお、この道の駅のすぐそばに、黒船の遊覧船の発着場があります。 昼食をとった後は、下田市内に少し戻って、R414に入って伊豆半島を北上するルートに入った。 R414は県道14号と合流する地点まで車の数も少なく快適に走れる。その後も、渋滞するということはなかったが、天城峠に近づくにつれ、車の量が多くなってきた。 途中、有名な河津七滝ループ橋を通過。らせん状の橋で走っていて面白いが、景色を楽しむ余裕はない。 天城峠は旧道は走らず、新しいほうの道をそのまま走っていっき、「道の駅天城越え」で小休止。ハイカーや紅葉狩りの観光客で賑わっていた。 わさびで有名な土地柄、わざびアイスクリームも売っているが、寒くてアイスクリームなんぞは食べる気が起こらなかった。 R414をそのまま北上し、湯ヶ島温泉あたりで県道59号に入り、西へ進み伊豆スカイライン冷川ICを目指す。 県道59号は山の中を走るほぼ1車線の道。車はほとんど走っていなかった。峠を越えた後は、わさび畑の合間を縫って走っていく。途中、わさび畑の棚田があり、非常に珍しい風景だった。10人ぐらいのマスツアラーが写真を撮っていた。 冷川ICに入り、料金ブースで熱海峠までと申告して料金を支払う。券は出口の料金所で出さないといけないので、捨ててはいけない。 伊豆スカイラインを走るのは、おおよそ7年ぶりぐらいかと思う。ターンパイクと同じ程度の料金であるが、伊豆スカイラインの方が断然走りがいがあって、景色もすばらしい。 今日は天気も良いので、多くのライダーを見かけた。走り屋さんもたくさんいるので、走行には注意が必要。 途中、スカイポート亀石で小休止。たくさんのバイクが止まっていた。 トライアンフの集団もいて、ビンテージなファッションに身を包んだライダーの集団だった。ロッパンはなんかトライアンフのパクリのようで、かってに気まずく感じた。 ところで、ここは綺麗なレストランと売店があり、売店は道の駅天城越えより品揃えが良かったと思う。 その後、淡々と走り、熱海峠ICを出て、大観山を目指す。 さすがに日中なので、多くの客で賑わっていた。しかし、寒い!ダムトラックカフェでコーヒーを飲んで、気合を入れなおしてターンパイクを下って、いつものように小田原厚木道路〜東名を経由して家路に着いた。ETCのおかげで料金所も快適にパス。渋滞もなく、17時ごろ家に着いた。 今日はめちゃめちゃ走ったのでかなり疲れた。 (終わり) |